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小湊鐵道を行く

ううう・・・、そろそろ旅の禁断症状。
「中古民家主義」の執筆と発刊前後のあれこれで、珍しく東京に居続けたのだ。
祝日の今日は雨も降っているし、昨年の思い出に浸ろう。
昨日の太巻き関連で、千葉県房総半島を走る小湊鐵道の巻だ。

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五井駅から養老渓谷駅を経て、上総中野駅までの39,1㎞の単線。
夫は、地図や車窓から分析した撮影ポイントに向かい、
執念深くシャッターチャンスを狙う。

こういう旅の場合、私たちは1日乗車券を購入して、行きつ戻りつするのだが、
ローカル列車は往々にして、1時間に1本程度しか運行しない。
どの場所で、どの光の加減の中を走る列車の写真が撮れるか、
夫の要望を加味しながら、どの列車でどこで下車して折り返すか、
一日中、臨機応変に時刻表と首っ引きで行程を決めるのが私の役目だ。

昼時なのに、食堂もよろず屋の一軒もない駅周辺で1時間過ごしたこともある。
空腹時はお互い、機嫌も絶不調。夫婦間の危機さえ忍び寄る。
ゆえに駅周辺の繁栄ぶりにすら、想像を巡らせなければならない。
かなり重要な任務である。

その反省を踏まえて、始発駅で予め買い込んだ非常食が、
昨日の太巻き祭り寿司なのだった。
駅弁もまた、ついついチェックしたくなるものだ。

・・・・って待て、これじゃあ、まるで「鉄」夫婦ではないか。
知らなかった自分たちの素養に驚く。

と、いいつつ、沿線の駅舎もまた、いい。
上総鶴舞駅など、「関東の駅100選」にも選ばれた、
大正14年の創業当時の木造建築であり、大抵の駅がこれに準ずる愛らしさだ。

夫が何を気に入ったのか、私たちが数回訪れてじっと長居したのは、
写真の月崎駅。山の中の小さな無人駅だ。
列車を降りても、数軒の家とハイキングコースの入り口しかない。
郵便屋のバイクがトコトコと、
一日のほとんどをポカーンと開け放った踏み切りを、通り過ぎていった。

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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・鶏挽肉団子と根菜のスープ・ナンプラー味
・大根とセロリとニンジンと納豆のサラダ
・鶏モツ煮 など

気が付けばスープもサラダも原材料はほとんど同じ。許せ。

by sibamataumare | 2008-03-20 15:32 | 日本中ぶらぶら