温泉恋しや でもどくだみもまたよし
ここまで寒いと温泉に入りたくなる。
しかしこのところ、奇跡といっていいほど遠出をしていない。
そこで昨夜は入浴剤の風呂に入った。温まった。でも寂しい。
だいたい私や夫は、普段なら月に2〜5回は国内をうろついているのである。
たまたま書籍をたて続けに書いていたので、ここのところ籠もりっきりだったのだ。
そして旅の道すがら、地図に温泉マークが描かれていると、
ついつい立ち寄って、ひと風呂浴びてしまうくせもあった。
これでまた、とんだ目に遭ったりもするのだが、
その件についてはまたいずれ。
写真は、神奈川県箱根の共同浴場。
渋いぜ!
古くからの温泉場で、あまりにもメジャーで温泉宿も多いが、実は湯質は良い。
地元小学校には、温泉浴室が備えられていて、
温泉に入る授業まであるほど、本気な温泉場だ。
しかし源泉の量は限られているので・・・・・と、地元民はこっそり呟く。
その点、共同浴場は地元民向けなので、
湯船が小さめとはいえ、ちゃんと源泉をたたえている。
入浴料の他に休憩料を払えば、座敷のこたつでぬくぬくできる共同浴場もある。
箱根の山上にある何軒かは古い木造建築で、
中古民家主義的見地からいっても、かなり興味深い建物でもある。
と、書きつつ・・・・・うう、寒い・・・・・でも温泉は遠い。
今夜は煎じたどくだみ入り風呂にでも入るか。
十薬と呼ばれるこの野草は、
民間療法では血液の浄化や美肌に飲んでよし、
葉の液を肌に刷り込んで、かゆみ止めによしの重宝な草だ。
我が家では初夏のうちに摘んで干してある。これも温まる。
せめてもの、小さな幸せに浸ろうっと。
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そんな訳で、この日の私が食べたのは
・豆乳鍋(ほとんど野菜・豆腐屋の木綿豆腐・少し豚肉)
・チョコやチョコ味菓子多数。
お裾分けチョコを食べて、ようやく今日がチョコ日和なことに気付く。
しょせん関係ない身