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久しぶりに牛肉でも買ってみるか、と思った。
スーパーマーケットのSでは、和牛に「放射能検査済み」と書いてあった。
もうひとつの牛肉には、「BSE検査済み」と書いてあった。
どっちがいいのだろう。
というか、なんでどっちかなんだろう。

もう一軒のスーパーマーケットTに行ってみた。
今度は「牛の個体識別番号」が、掲げられていた。
本日の牛は、こちらでござい、という訳らしい。
牛肉を手に取り、ラップに貼られた値札に書かれた長い長い番号を、
張り紙と見比べた。
すると何だか、長い長いゼッケンをふられた牛の姿がまぶたに浮かんできて、
肉が妙に生々しく思えてしまった。

なので、セール中だった宮崎黒豚にした。

買い物が、値段や鮮度や大きさだけじゃなくて、
いろんなことを考えてしまう今日この頃だ。

本日を以て、各地の牛の出荷が許されたらしい。


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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・黒豚の生姜焼き
・茹で野菜サラダ
・冬瓜と豆腐と鶏ひき肉のナンプラー味スープ

夫作。美味で元気出るわ。

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by sibamataumare | 2011-08-25 22:33 | 食べもの

ようやく晴れた。
しかし自転車で町を巡ると、日差しが何だか柔らかい。

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攻撃的なまでの真夏のそれとは、明らかに違う。
公園のそばを通れば、茂みの中から例年通りの蝉時雨、
つい数週間まで、つぶやきすら聞こえないことを、
心配していたのがウソみたいだ。

夏が通り過ぎていく。
ちょっと寂しい。

家の軒下という、場違いな場所に打ち捨てられたテレビが、
妙に四角くて無粋に感じる景色をよく見かけたのも、
この夏のことだった。

我が家のに比べたら、
まだまだ新しめな型で遥かにいい画像だろうにと思いながら、
通り過ぎた。

それにしても家電量販店で見かける新しいテレビは、
何であんなに画面が大きいんだろうと思う。
確かに迫力があるのだけど、
それほど、眼を凝らしたような大画面で観たい番組が、
あるんだろうか。

ま、うちの20年物のアナログテレビで不便があるとすれば、
テロップが小さ過ぎて読み難いこと。
巷は大画面ありきになっているのだ。

夜が更けると、虫の声がした。
どこかの家で飼われた鈴虫は聞こえていたが、
草むらのコオロギに気づいたのは、今夜が初めてだ。

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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・干し魚と夏野菜のラタトゥユ
・イカ刺し身
・大根のみそ汁
・ワカメとキュウリのぬた

夫のご飯は美味で栄養たっぷり。
感謝。
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by sibamataumare | 2011-08-24 00:15 | ひとりごと

やれ「エアコンや電子レンジは使ったことありません」だの、
「電化製品あんまり持ってません」だのと、
偉そうなことをいっていたが、
白状すれば我が家は、古めかしい省エネではない電化製品に満ちているし、
何より照明はほとんど白熱灯なのだった。

この白熱灯、私はとても好きだ。
温かくて柔らかい。
たき火やろうそくの炎を眺めると心が和むように、
白熱灯が照らし出す陰影のある世界は、何だか落ち着くのだ。

だからこれだけは、いくら電気代節約といわれても、
蛍光灯や、ましてLEDになど替えたくはなかった。
しかし、世相はそれを許さない。

温暖化防止がかまびすしく言われていた頃、経済産業省は
「2012年を目処に家庭等で使用される一般的な白熱電球に対して、
電球型蛍光灯を含めた省エネ光源への切り替えを目指す方針」
を、発表している。

これを受けて、電球製造メーカーは、次々に白熱電球生産から撤退し始めた。
東芝ライテックは、すでに2010年3月に120年間の歴史を閉じ、
三菱オスラムは、2011年3月末までに、生産中止になっている。
パナソニックは、「電球型蛍光灯へ白熱電球代替を加速させます」
という言い回しだ。
このパナソニックのHPは面白くて、
家庭一軒あたりの照明によるCO2排出量(年間)の差を、
20年前(1988)と現在(2008)の照明プランを図表にして表している。
玄関、トイレから個室まで、16台分で前者が443kg/年、後者が188kg/年と、
58%も電力が削減されているのがわかる。

わかるけど、やっぱり手放しがたいのだ。
この灯。

今までインテリア方面では、
「心が落ち着く」だの、「食べものが美味しく見える」だのと、
さんざん「白熱灯の効用」がうたわれてきたくせに、
一気にぶっつりと消え去るとは、ちと乱暴過ぎやしないかね。

もちろん白熱電球色の蛍光灯もあるが、まだ試してはいない。
どうなんだろう。
というわけで、私は最後のひと球になるまで使い続けたいと思うのだ。

ちょっと涼しい晩なので、この柔らかな温かみがいとおしくて。

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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・サバ缶詰と野菜炒め
・冬瓜と豆腐のスープ
など、

このところ、夫がご飯作り再開。ありがたや。
何しろ美味。

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by sibamataumare | 2011-08-21 23:27 | ひとりごと

3月11日以来、何となく周辺の人たちの中でたまに、
帰国してしまったり、西へと移住していく姿を見るようになった。
ちょうど7月末にも、仲良し家族が九州へと旅立った。
幼い子どもたちを抱える身では、その方が心身共に安まるに違いない。

ところがちょうど入れ違いに、九州から東京へと、
仕事を得て転入してきた若者がいる。
しかも聞けば、仕事の都合でこれから被災地にも多々行くらしい。
頼もしいではないか。

で、ついつい脅してしまった。
「福島だけじゃなくて、今や東京でもテレビの天気予報で『電力消費予想量』とか、
『各地の放射性物質測定値』なんてのを、日々紹介してる」
とか、
「23区でも、行政が各区ごとに何十カ所ずつも放射性物質測定をしてるのだ。
ちなみにうちの近所は・・・・、」
とか、
「震災後は、スーパーやコンビニの食料も水も売り切れた」
とか、
「湾岸はもうあっちこっち液状化で」
「地震も起き続けているぞ」
などと、話しまくったのだ。

「九州じゃあ、全然そんなこと知りませんでした」と、青年は驚き、
「地震だってそれほど体験したことないし」と、戸惑っていた。

あらら、脅かし過ぎたかしらとちょっと反省していたら、
その明け方に早速揺れた。
しかも相変わらず、福島第一原発近くが震源地で震度5弱だ。

「やっぱり防災用品は買っておいた方がいいでしょうか。
水も買いだめした方がいいかなあ」と、
翌日再会した青年は、不安げにいった。

脅かすも何も、事実を淡々と述べただけのつもりだったが、
確かにすごいことになってるな、東日本。
彼に喋りながら、改めて思った。

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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・麻婆豆腐
・ポテトサラダ
・ご飯
・キュウリとしそとミョウガの梅酢和え

ご飯を蒸しついでに、ジャガイモ等ポテトサラダ用品も蒸し上げる。
麻婆豆腐は、夏にうってつけのお手軽料理(もちろんレトルトソース使用)

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by sibamataumare | 2011-08-15 00:45 | ひとりごと

祖母の家で咲き誇るあんずの花が、あまりにもきれいだったので、
私はいつかあんずの木を植えたいと思っていた。
十数年前、ちょうど苗木無料配布の折に、あんずの苗を見つけたので、
譲ってもらった。

以来、春になると梅より鮮やかな花を咲かせ、
梅雨時には黄金色の実をつけた。
緑の木陰、晩秋の紅葉、切り落とした枝で積み木も作った。
あんずの実が、ほどほど熟してぽたりと落ち始めたら、
枝によじ上って実を収穫した。

毎年、それより少し前に隣の家では梅の実を、
おじいさんが2階から棒でつついて、
おばあさんがエプロンの裾を広げて受け止めるのが、
なんだか素敵だなあ、と思った。

そんな訳で、あんずジャム作りはほとんど義務だった。
実を2つに割って種を出し、砂糖を半分強入れて煮詰める。
マーマレードなんかと比べると、あっけないほど簡単だ。

今の家には、あんずの木がない。
それでもどうしてもあんずジャムを作りたくなって、
長野に買い出しに行ったり、果物売り場で見つけては買い込んで、
土鍋でことこと煮るのが、夏の風物詩になっていた。

あんずは果物では珍しく体を温める。
種は杏仁といって、中国伝来の咳止めなどに卓効の漢方薬として、
日本でも長く作られた。
長野の松代〜千曲がその本拠地だ。
ペクチンも多く、夏バテ予防にも効くらしい。

なんだかもっと欲しくなって、長野に行ってみた。
ぶらぶらしていたら、
棚一面にあんずのシロップ漬け瓶詰めが並ぶ菓子店を見つけた。
聞けば店の奥さんが、毎年1000瓶も手作りしているのだという。
びっくりして。思わず買い込んだ。
シロップは薄めてジュースに。
実は冷やしてつるりといただく。

更にびっくりしたことに、果物屋の店先に立派な、
しかしもう熟し過ぎたあんずが、箱の中に転がっていた。
旬は7月中旬まで。文字通りの今年度最後のあんずの実だ。
思わずこれも買い込んだ。
「ジャムならいいけど・・・・・」と、大幅にまけてもらい、
一生懸命持ち帰ったけど、家についてみれば
実の半分は形が無くなっていた。

それでも残りの実で大急ぎで今年最後の杏ジャムを作った。
アクを取った器の底にたまったシロップと、
土鍋の底に残ったシロップを、水で洗いながらグラスに入れて、
氷で冷やす。

作り手だけのとっておきの幸せな瞬間だ。
これで夏に挑めるぞ。

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by sibamataumare | 2011-08-10 15:13 | 食べもの

えっとですね。
この件についてはまるで素人なので、
どなたか教えて下さいませ。

稲わらのセシウムについて、ニュースではよく農水省が、
「牧草は指示したが、稲わらについては気がつかなかった」
という報道を聞いた気がする。
でも、どういうこと?

以前書いた通り、私が話を伺った畜産課の担当者は、
「和牛には栄養価の高い輸入配合飼料の他に、10~15%の粗飼料を与えることが、
普通に行われています」
脂をきめ細かくしたり肉質を向上させるため」と言っていた。
そして「平成32年までに、飼料自給率を26%から32%に引き上げる」
目標も唱えている。
その中にちゃんと
「粗飼料ー乾牧草、サイレージ(牧草、青刈りとうもろこし、飼料用稲などを発酵させたもの)、稲わら等」と、書いてあるんだけど。

そして餌の一割に過ぎない稲わらによって残留したセシウムが、
結構な数値というのもちょっと怖い。
人間も「毎日必ず1割摂取する食物」によって、
同じ状態になる可能性があるんだろうか。
それとも牛は反芻するからなおさら濃縮するのだろか。

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by sibamataumare | 2011-08-06 01:53 | 食べもの