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しつこいようだが、地デジ化についてまた書く。

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近所の電気屋さんがいうには、
「いやあ、まだまだ地デジ化していない家多いよ」。
何でも、アンテナだけ立てれば、あるいは地デジ対応テレビさえ買えば、
つつがなく7月24日をやり過ごせると思っていた人が、
大勢いるのだとか。
さぞかし、当日はパニックだったろう。

これから工事を、というアパートの大家や不動産屋もあるとか。
多分、店子に指摘されて初めて気づいたのかもしれないし、
「今アパート経営って苦戦してるから、
余計な設備投資したくなかったんだろうね」
という分析もある。

「多分、突然テレビが映らなくなって、
何もわからないお年寄りもいると思うよ」と、
彼らは言う。
さもありなんという話ばかりだ。

ちなみに彼らによれば、今から頼むと工事は9月。
しかもチューナーもテレビも、在庫は全然ないとか。
その上暑い日が続くと、今度はエアコン工事の要望が急増する。
「33℃以上が3日続くと、もうてきめんだね」。
いやあ、現場を熟知した人の話は、面白いなんてもんじゃない。

ちなみにこの電気屋さんは、
昨日書いた総務省のチューナー貸し出しのお知らせは、ご存知なかった。
私もネットニュースで偶然,一度見かけただけなのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・冬瓜と豆腐と枝豆と干しエビと干し椎茸とショウガのあんかけ気味スープ
・かぼちゃの煮物
・梅干し炊き込み粥

あっさりしかし栄養豊富な夕飯。
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本当に世間知らずですみません。
誰か教えて下され。

何故地デジ化しなければいけないのかは、
百歩譲ってまあ、わかった振りをしよう。

本当にわからないのは、
何故テレビを今、買い替えなければいけないのか?
だ。

実は知り合いの家が、まったく地デジ対応をしていなかった。
というか、アンテナ工事は間に合わないといわれ、
地デジテレビも持っていないのだ。
チューナーを買えばいいと聞いたが、時既に遅しで、
どこも売り切れだった。

あきらめたとは聞いていたが、
今朝、インターネットで、
「総務省が地デジチューナーを緊急貸与してくれる」
というニュースを見つけ、教えて上げた。
対策しそびれた家庭に一台ずつ、3ヶ月まで無料貸し出ししてくれるというのだ。

電話をすると、午後には早々と係員がやってきて、
今までのテレビにチューナーを取り付け、
あっという間にテレビが見えるようになったのだった。

あれっ? アンテナは?と尋ねると、
知り合いはひょろひょろとテレビから伸びたコードをたぐって、
「これなんだよね」と、見せてくれたのは、ウチワだった。
聞けば係員は、これを部屋のあちこちでひらひらさせながら、
「ここですね」と、棚の本の間に挟んでいったという。

「はあっ?」
例の地デジカが描かれた頼りなげなウチワが、アンテナなのだった。
「まあ、安っぽいから長持ちしないし、映りも悪いらしいけど」
と、知り合いはいいながらも、今までと変わらぬ気分で、
テレビを見続けているのだった。

あまりのお気軽さに、
「一体あの騒ぎは何だったのだ!?」と、腰が抜けた。

テレビを昨日までに買い替えなければいけない、という気分にさせたのは誰?

テレビの在庫がないという。
テレビの不法投棄が続発という。
チューナーは売り切れだという。

これまでに何台もの大型テレビが、友人たちの家々から消えていった。
もちろん立派な機種揃いで、まだまだ使用可だ。
これらブラウン管テレビは、どうするのだ?
ゴミが大量に増えるばかりだ。
こんな非常時(と思い込まされた時)に、テレビ処分代が5000円 以上とは何事か!
そもそもエコポイントって何よ。
あ、これは話が飛ぶか。
ま、いいや。

とにかく地デジ対応テレビがない家庭は、どうなってしまうのか。
どなたか教えて下され。

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7月24日(日)は、おなじみの東京湾漁師町ツアーだった。
楽しかった。

神奈川県横須賀市の新安浦漁港から、漁船に乗って沖に出る。
米軍基地は、すぐそこだ。
ここで,漁師さんが仕掛けた刺し網を引き上げ、
網に掛かった魚を外した。
そしてそれを岸辺で皆で卸してバーベキュー。
特にアカエイを漁師さんが卸す包丁さばきに、皆釘付け。
その肝がまた美味なのだ。
そして午後は、漁港の日陰でのんびり座学。
漁師さん達の生活やワカメや魚の話は、もう興味しんしんなのだった。

というわけで、
ご参加くださいました皆様、
漁師のゆずりはらさんとお父さん、栗山さん、
そしてスタッフの方。
本当にありがとうございました。
台風の影響も思いのほか少なく、
といっても魚は少なめ、といっても、
漁師さんからの差し入れもあって、お腹いっぱい。

というわけで、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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牛からセシウムが検出された。
ああ、これのことか、と、いくつかの言葉が脳裏をよぎった。

一つ目は、とある研究者にお話をうかがいに行こうと連絡した時のことだ。
「半年後にいらっしゃい。いろんな事態が明らかになってるはずだから」
と、いわれた。

もうひとつは、ほんの数週間前に、
神奈川県の畜産について調べていた時のことだった。
県農政課の担当者は、胸を張ってこういった。
「県内の肉牛は、品質を良くするために、
稲ワラを餌の1割ほど食べさせています。
地元の稲が足りない時は、東北から仕入れているんです。
あちらからは大量に購入できますからね」。

東北では稲わらを飼料として出荷するのが、
ひとつの産業であることを、この時初めて知った。

気になって、上記の担当の方に電話した。
神奈川県では、大震災以前の稲わらしか仕入れておらず、
ちゃんと雨ざらしではなく保管されていることが、
県の調査で明らかになっているという。
それにもともと乳牛には与えていない。
だから「神奈川県の肉牛・乳牛は安心です」とのことだ。

「県産牛肉は「安心」、汚染稲わらの流通なし/神奈川」(神奈川新聞社)

ちょっと検索してみれば、
国産稲わらの用途別利用状況(平成13年度出来秋分ー古くてごめん)は、
約9000トン中、田んぼへのすき込みなどが74,9%、
飼料用に12,1%、敷料用4,7% 加工用1,1% たい肥用7,2%とある。
稲わらは、飼料に肥料に、またワラ草履やカッパの材料など、
大昔から貴重な資源だった。
私たちが村を巡っているころにも、
各地で稲わらの七変化ぶりに驚かされたものだ。

肉牛への投与にしたって、別に餌代を浮かす為ではなく、
牛の脂肪分をきめ細かく色よく仕上げるためであり、
引き換えに牛糞を堆肥として農家に分ける、
見事な循環型農業を構築してきた。
そもそも農家は肥料を取るためと農耕役として、
化学肥料や農耕機具が発達する昭和30~40年代までは、
牛を数頭飼うのが普通だったのだ。

今回も、この循環型農業を丁寧に進める農家がやられた。
宮城県は飼料用稲わらを乾燥させるのに、ちょうどいい気候風土らしい。
本来は年内に片付けるものだが、
天候不順で春先まで野外に置いた物がやられたとか。
でも今日日、稲の収穫はコンバインで刈り取りから土に漉き込むことまで、
一気に機械任せが主流だから、
わざわざ稲を残して乾燥させるのは、ひと手間余分な作業なのだと素人目に考える。
つまりある意味、志の高い農家なのかと。
しかし現実は容赦ない。

テレビニュースによれば、
以前輸入稲わらが原因で口蹄疫が発生したとみられることから、
日本では国産稲わらを推奨していた。
稲わら、牧草、トウモロコシといった祖飼料の自給率を上げ、、
平成32年までに国内自給率を、
現在の26%から38%への向上を目指していたらしい。
家畜飼料の自給率は、そのまま日本の食料自給率に大きく連動しているのだ。

神奈川県の担当の方は、
「うちは粗飼料を国産物100%を目指していたんですが・・・」
と、肩を落としていた。

救いなのは、きれいな飼料を与え続ければ、
体内のセシウムはやがて排出されるということ。
ま、その糞尿はどうなの?という課題はあるが。
あ、これ、人間も同じですな。



何だかこの頃、三好達治の詩が頭に浮かぶ。

太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降り積む 
     次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪降り積む

                  泣けてきた。

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by sibamataumare | 2011-07-22 13:03 | 食べもの | Comments(2)

情報誌のぴあが、最終号となった。
ああ、寂しいなあと、もう購入しなくなって随分になるのに、
やっぱり思う。
パソコンなんか身近じゃなかった大学生の頃、
ぴあはもう情報の宝庫だった。
授業をさぼって3本立て映画を見たり、
美術展に行ったり、イベントを探したり、
これ一冊持っていれば、文化の入口にいつでも立てた気がした。

ああ、あとアルバイトニュース。
この2冊は、友だちと回し読みしたものだ。
あれ、教科書を見た記憶がない・・・・・。

社会人になってからもぴあにはお世話になった。
外資系に勤務する友人のデスクを見たら、
別冊ぴあが本立てに並んでいた。
仕事の上でレストランなどを検索するのに役立っていたらしい。

別冊ぴあには、実は私たちも随分仕事をさせてもらった。
とにかく都内の飲食店を、若き日の夫と私は、
黙々と取材して回り、とにかく原稿を書きまくった。
これが案外、私たちの旅資金になっていたりする。

仕事仲間も、FMラジオのライターや占い師やクロスワードパズル作家など、
面白い人揃いで、
私たちと同じように他の専門分野がありながら、
生活費を稼ぐには、本当に面白くてありがたい雑誌だったのだ。
編集者もまた、他社とはちと違う面白さがあった。

内容もデータ中心とはいえ、下町ぴあとか温泉ぴあとか、
今はやりの町歩き本の草分け的存在だった。
結構書き手にとっても面白く、
ある時は経費をポンと渡されて、自由に東北温泉巡りをしたこともある。
まさに今、大変なことになっている地域の秘湯や湯治場を、
予約無しで何日もかけて地道に泊まり歩いたのだ。
いやあ、面白かったわ。
良い所揃いだった。
どうなっただろう、あの宿この宿は。

その一冊一冊に、思い出がびっしり詰まっている。
あ、別冊ぴあはまだあるのかな。
じゃ、そっちは読んでね。

アナログ時代の1ページがまた閉じちゃったなあ。

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台所仕事は得意!

とは、とてもいいがたいのだが、
季節のジャムだけは、案外マメだ。
今年もイチゴに夏みかんマーマレードと、
旬になるとどっさり買い込んでは、
夜な夜な土鍋をかき回している。
ガラス瓶に、きれいな色のジャムが詰まった姿がまた好きだ。

この土鍋が、とても便利なのである。
もちろん冬の鍋物が主たる仕事ではあるが、
私はその他にも、小豆や大豆を煮たり、
ジャムを作る時には必ず土鍋を引っ張り出す。
我が家にはちょうどいい大きさのものが2つ。
例えばイチゴなら、1パックを丸ごと煮るのにぴったりなのだ。

で、今日は杏ジャムを作った。
以前住んでいた家には、アンズの木があったので、
もうジャム作りは義務だった。
当時料理本で知った方法は、
アンズの皮を剥いて種を取ったら半量の砂糖をまぶして30分置き、
水を加えてさっと強火で煮、煮立ったら弱火にして煮詰めるというもの。

今回は、丸ごと一晩水に漬けてアクを取り、
皮ごと半量の砂糖でことこと煮てみた。
うう、美味である。

アンズの季節になると、やっぱりどうしても作りたくなる。
信州まで行けば、この季節には、
八百屋の片隅にゴロゴロ段ボールに入って
安売りしていたりするのだが、
今回は遠征の時間も無かったので、
近所のスーパーで購入した。
ジャムにするのも惜しいような、立派な姿だ。
でもアンズは不思議とそのまま食すより、
ジャムや甘煮にした方が、グンと味が引き立つ果物なので、我慢。

それにしても、この季節のジャム作りは暑い。
熱との戦いだ。
とはいえ、最後にお楽しみもある。
あく取りした器の底に残ったシロップや、
ジャムを瓶に移した後の土鍋に残ったトロトロ。
これを湯で溶かして、氷を入れて杏ジュースをいただくのだ。
春先のイチゴなら、紅茶に。
作り手だけが味わえる、至福の飲み物なのだった。

話変わって、梅シロップは2週間目。
まだ底に砂糖が残っているが、家族は待ちきれない。
熟成する前になくなりそうだ。
2瓶作っておいて良かった。

ああ、これが無くなったらしそジュース作りだ。
これがまた熱いのだが。
夏の我が家は、これらで大抵乗り切っている。
そして麦茶か薬草茶。これも沸かして冷やすのが美味しさのコツだ。
しそも麦茶も、体を冷やす作用があるという。
昔からの飲み物は、ちゃんと生活の知恵に即している。

今年は放射性物質云々で、いろいろ作るのをためらったこともあったが、
少なくとも自分が選んだ産地の材料で、
自分の手で作ったものなら、
納得できるのでは、と思うに至った。
何より、夏みかんマーマレードやアンズジャムはペクチンが多いし、
梅はカリウムたっぷり。
当世風に言えば、体内に取り込まれた放射性物質を、
排出するのに、少しは役立つかもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・鶏ひき肉と冬瓜と豆腐のスープ 生姜とナンプラー味とろみ付き
・アジの刺身

久しぶりに夫作。
アジの良いのを見つけたからとさばいてくれた。
本当にどれも美味。
至福。


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by sibamataumare | 2011-07-18 15:11 | 食べもの | Comments(0)

各県の浄水発生土の表を眺めていると、
場所によってあまりにも数値がバラバラなので、
各水道局及び担当部署に問い合わせてみた。
たとえばこの3県では、下記のことがわかった。

・栃木 http://www.pref.tochigi.lg.jp/j04/06.html
 Q 天日乾燥床に移した日が、震災前なのに、8000ベクレルも検出は何故?
 A 乾燥床は露天なので、ここから取り出して検査をした
  6月10日までの雨が吸着したもの。
  3月19日以降の浄水発生土は、この乾燥床でしばらく天日乾燥させ、
  後日検査して移動する。
  つまり次回の結果が、河川そのもの(+降雨分)になる。
  といいつつ、発表された4月18日に乾燥床に運ばれ、6月28日測定
  の発生土は、何と26000ベクレル/kgに跳ね上がっていた。
  ちなみにこの露天での汚染(つまり雨ざらし)は、
  今回の汚染牛の餌(稲ワラ)に通じるものがあるのか。



・群馬 http://www.pref.gunma.jp/06/q2300007.html
 Q 県央第一水道事務所の測定結果が突出しているのは何故?
 A 6月20日に初めて調査した。
   第一は利根川で3月24日から4月4日までの発生土。
   機械脱水後天日保管? 
   本来なら建設改良土や植木屋の土に使われるが、今は動かせず。



・新潟 http://www.pref.niigata.lg.jp/seikatueisei/mizu_rireki_odei.html
 Q 新潟市の満願寺浄水場の数値が、すこぶる高いのは何故か?
 A 阿賀野川は福島県会津が水源なので、関係あるかもしれない。
   機械脱水で室内保管なので、雨水の影響は無い模様。
   園芸用に出荷されるが今は自粛。
 Q 他の河川でも、数値が出ているのは何故?
 A 浄水場によって、発生土の濃縮度が違うので、一概に比較できない。
   また、セシウムは泥の粒子成分に吸着する。
   つまりきれいな水ほど多くの水の分を集めるので、
   濃縮率が高くなり、数値が高く出る可能性がある。



この3県でわかったことは
  ・セシウムは河川の泥の固形の粒子成分にくっつく性質がある。
     ーこれをろ過すれば、水道水には混入しない。
   どの県も、水道水については不検出
   (どれを基準にしているかは別として)

  ・乾燥のさせ方によって、数値が大きく異なる。
    ウェットベース(通常の汚泥の状態)
    ドライベース(乾燥させた状態ー濃縮されるので数値が大きい)
    その中でも、天日干しで屋外に風雨にさらされているもの
                  ー数値が大きく出る
          機械脱水で屋内保管ー雨の影響は無し。
     といった処理法の数値を、それぞれの県が出しているため、
     単純に比較は出来ない。

  ・水中の泥の量によって、数値が変化する。
    例えば澄んだ原水ー100ℓで1kgの泥
       濁った原水ー100ℓで10kgの泥
    つまり澄んだ原水の泥は濁ったものの10倍必要なので、
    どうしても数値が上がってみえる。
    
  ・そうはいってもやはり水源によって、
    不検出だったりたくさん入っていたり。
   少なくとも、どの河川まで放射能がたどり着いたかという
   参考にはなりそうだ。
   ヨウ素は現在では不検出であるものの、
   セシウムは減っていないか増えている。
  ・上記2つが入っているということは、他の放射能核種の可能性もあり? 
    ろ過できている?

  ・やはり河川の放射能汚染は、ホットスポットに
   関連していることがわかる。
   群馬大学の地質学者早川由起夫先生の放射能地図と、
    各地の浄水発生土測定値を照らし合わせてみると、
    河川汚染の関連がわかる。
    
    私は研究者でも何でもなくて、まるで素人なので、
    ただデータを連ねるにとどめておく。
   
    あしからず。

ま、ご参考までに。
「阿賀野川の水資源」

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漁師町を歩く私にとって、放射能汚染も気になった。
何しろ原発は海際にあるから、海洋汚染なんてあっという間だろうと思ったからだ。
案の定、4月11日には、福島第一原発が大量の放射能汚染水を放出して、
全漁連が東京電力に抗議文を出している。

友人の知り合いが作ったという、
イギリスのセラフィールドなどを夫婦で撮影し続けた
1989年製作の映画「夏休みの宿題は終わらない」が、
記憶に蘇った。

ま、それはともかく私は太平洋の魚介類の生態と海流と
放射性物質のどの核種が海のどの部分にあるのかを、
知りたいと思った。
ところが探しても見つからない。
研究者の友だちに聞いたら、彼が知る限りでは、
「これを総合的に調べている学者は、ほとんどいない」そうだ。
ようやく見つけた専門家に連絡を取ると、
「半年待ちなさい。そうすれば生物濃縮で事が明らかになるから」。
いや、待てない。もう少し早くお目にかかることをお願いした。
この方にお会いしたら、また報告する。

これに先立って、3月22日にいきなり
「東京の水道水」ヨウ素が大量に含まれていることが判明した。
問題となった浄水場の位置を、地図に落としていくとそれは利根川だった。
流域は栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、そして東京都。
そして東京湾に流れ込む。
青ざめた。
もちろん自分たちが飲む水道水も心配だ。
こうして各地の水道局HP観測が始まった。

そんな時、画面上にポッと現れたのが「浄水場発生土」だ。
何じゃこれは? と、クリックすると、
恐ろしい数値が並んでいた。東京都水道局5月13日のプレス発表
「浄水場発生土の放射能測定結果について〜第78報〜」
「一体これは何なのか?」と、思わず水道局に問い合わせ、
要領を得なかったのは、前に書いた通りだ。

6月6日には、東京都知事が
「放射能物質を含む浄水場発生土・下水汚泥等の取扱いに関する緊急要望」

政府に提出している。

そのうち、各地の水道局に測定結果が発表されるようになった。
厚生労働省も6月16日に
「放射性物質が検出された浄水発生土の当面の取扱いに関する考え方について」
を報道発表している。
これによれば、宮城県、山形県、福島県、新潟県、茨城県、栃木県、
群馬県、埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県、長野県、山梨県、静岡県の
水道事業者、水道用水供給事業者に出されている。
つまりこの時点ではこうした場所が、
放射性物質が検出されたか、可能性があると考えられたのだろう。

しかし事実は小説より奇なりで、現在では大阪府などでも、
セシウムが検出されている。

私がバラバラとここにデータを貼るより、
きちんとまとめられている方にご了承いただいたので、
コンタン様の7月11日のブログをリンクさせていただく。
とても読み応えがある資料だ。

ああ、長くなった。
この数値の意味を知りたくて、
各地の水道担当者に電話取材したのだが、
それはまた後日書く。
そしてこれは、河川や海の汚染だけではなく、
もっと深刻なことが見えて来た。気がする。

ただし、私は研究者も関係者でもないので、
気になるデータをとどめておくだけにする。

長いわ。

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その3を途中まで書いて、時間切れになってしまった。
なので続きを書く。

このところ、喫茶店に飛び込んでもムァッと暑く,息苦しい。
じっとしてると、だんだんいい感じの体温になってくるのだが、
同じ暑いのでも、何だか我が家にいる方がマシな気がする。
何故か?
空気の動きかもしれない。

今温度計を観たら、我が家の室内は34度。
だけどすべての部屋の窓を開け放し、扇風機を付けて、
じっとしていれば、それほど辛くはない。
部屋の空気は、少しずつでも流れている。

今の部屋には網戸があるが、玄関も開け放しているので蚊取り線香を炊く。
蚊取り線香歴ン十年の経験を書く。

まずこの季節の蚊はアカイエカなのか、
かゆみは強くないし動きもにぶいので、すぐ潰せるのがご愛嬌だ。
だからまだ蚊が少なければ、蚊取り線香頼りにしない手もある。
問題は8月に入ってから繁殖する、白黒縞模様のヤブ蚊だ。
これがかゆい。

冷房もなく、蚊取り線香が本格的に生活必需品である我が家では、
蚊取り線香はさまざまな種類を試して来た。

いわゆる緑色の渦巻き蚊取り線香は、
蚊が良く取れるが、私にはきつすぎる。
のどが痛くなってしまうのだ。
調べてみれば、殺虫成分はピレスロイドという化学薬品だ。
ただ、脱いだ服にまで蚊がたかるような東南アジアに携行すると心強い。

そこでずっと愛用しているのは、昔ながらの除虫菊成分である、
ピレトリンを使った蚊取り線香だ。
たいてい自然食品店や生協などで販売していて、値段は少々割高。
茶色の渦巻きで、私は好きな香りだ。

この除虫菊とは和名を「シロバナムシヨケギク」というキク科の多年草で、
地中海・が中央アジアが原産国といわれ、古くから殺虫効果を知られていた。
キンチョーのHP(http://www.kincho.co.jp/tama/kiku/kiku.html)によれば、
明治19年(1886)に当社の創業者が、
アメリカ人から除虫菊の種子を送られ、渦巻き型蚊取り線香を発明。
瀬戸内海地方、北海道などで除虫菊栽培を奨励したとある。
戦前は世界中への輸出品として、
一時は世界一の生産国となって盛んに生産されたそうだが、
戦後はピレトリン類似化合物のピレスロイドが主流となって、
除虫菊栽培は下火になったようだ。

マーガレットに似た白い可憐な花は、
今も瀬戸内海で細々と栽培されている。
種も販売されているので、来年育ててみようかな。
自分で蚊取り線香も作れるらしい。
(大量に必要だろうけど)。

で、蚊取り線香を、いつどこで炊くか。
経験でいえば、蚊は真夏の暑い日中には出没しない。
瞬く間に干物になってしまいそうだ。
だから蚊取り線香を炊くのは、夕方から朝にかけてだ。

そしてこの除虫菊由来の蚊取り線香は、
蚊がばたばたと落ちるほどの即効性はないように思える。
むしろ嫌がって来ない、位の気分だ。
だから部屋にいるのを発見したら、まず室内で煙らせる。
しばらくしたら、開け放した扉のそばに置く。
煙いようなら、扉の外でもいい。
別に蚊の殺戮が目的ではなくて、近寄らないで欲しいだけなので、
これで十分だ。

ちなみに先日テレビ番組では、
蚊取り線香は、煙ではなく火元近くの本体から揮発した成分が、
空中に漂って蚊を征伐するとか。

もちろん、煙でいぶされるので、
家や服、体や髪にも香りが移る。
それでもよければ、お試しくだされ。
風通しはよくしておくこと。これがコツだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・野沢菜漬けと梅干しとトウモロコシのチャーハン
・かぼちゃ煮付け
・緑茶

残り物チャーハンが美味。
熱い緑茶もすっきりする。

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エアコンどころか網戸さえ無かった我が家における、
夏の必需品は、蚊帳と蚊取り線香だった。

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