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たまたま数ヶ月前に「中古民家主義」を出版したので、
中古民家の話ばかり書いているが、
私と夫は、東京湾岸の暮らしについても、ずっと記録して歩いている。

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東京に住んでいると、普段はここが海に面していることを忘れていが、
江戸以来、この街は水運や漁業の栄えた水辺の都市だったのである。
これを辿るのが面白い。

これは大森あたりの水路。
海苔漁師たちが「べか」と呼ばれる作業用の小舟で、
収穫した海苔を自分たちの家や作業小屋まで運ぶために、水路を造ったのだ。
今はほとんどが埋め立てられて公園や遊歩道になっているが、
たまにこうして一部が残り、船が浮かんでいる。

そして水路端に町工場が見える。
往年の海苔作業場の跡に、工場を建てたのだ。
もっと内陸部にあった海苔漁師の出先作業小屋であったりしたところを、
その家に奉公していた人が譲り受け、工場を営んだ例もあるという。

昔漁師だった家庭の中には、今も船を持っている人もいて、
自転車でちょいと船着き場に行っては、釣りに出掛けたり、
東京湾の花火大会や初日の出を皆で見に行くのだとか。

海辺の暮らしが今もちゃんと残っているのだ。

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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・バターロール(小岩井バターと手作りマーマレード載せ)
・紅茶

の、軽い朝ご飯

*お知らせです。5月31日の午後23時59分までで、
ユニークユーザー数が、ちょうどぴったり5000人に達しました。
ブログを始めて4ヶ月少々。最初は友人数名だったのが、
今では1日50〜70名ほどの方にご覧いただいています。
あれっ、 そんなに友だちいたっけ??

単純な方のカウント数は、1万6300程。
嬉しいと同時に、間違いなどないよう、少しでも楽しんでいただけますよう、
文筆家としての自分自身を見つめ直す、よい刺激ともなっております。

中には、初対面なのに「そのブログ知っています」という方にお会いすることも、
時折あって、私の方がビックリ。
(友だちしか見ていないと思っていましたので・笑)
お顔を存じ上げない方からのコメントも、随分いただくようになりました。
どの方も貴重なお話を、本当にありがとうございます。
もちろん、コメント無しでもご覧下さる皆様に、感謝です。

まだまだ、毎日更新してまいりますので、
どうぞご笑読下さいませ。

          じゅんこ拝
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by sibamataumare | 2008-05-31 12:21 | 東京湾 | Comments(0)

思いっきり季節はずれなのだが、
黄金色に輝くすすきの原

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さっき、すこぶる心地よい音楽を聴いていたら、
この風景が脳裏によみがえった。
ゆるやかな風が黄金色の穂を撫でる。
ツーボールナッシングという2人組が、
さらりとギターを弾きながら歌ってくれたのだ。
今日はその余韻にひたりながら。

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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・豚キムチ炒め
・切り干し大根の煮付け
・カリフラワー茹でマヨネーズ掛け
・餃子の中身焼き
・大根葉とじゃこの炒め煮 など

・知覧どりをサッと焼いたもの(メニューの名前は忘れた)

夫作の夕飯後、ちょっと飲みに。嬉しかった。
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昨日は久々の焼き肉屋に行って、1ヶ月分の肉を食べまくった気がする。
でも上等な肉は、美味な上にもたれないのが不思議だ。

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打って変わって、夫が腕をふるう今夜の食卓を眺めると、
肉は餃子の中身の豚挽肉だけであり、
それも大量のキャベツとニラの味付けに過ぎない。
他には切り干し大根と油揚げの煮付け、キュウリとミョウガの浅漬け、
茹で新ジャガ芋の手作り田楽味噌がらめに、ねぎタップリの味噌汁。
ほとんど野菜だ。
気が付けば、我が家はいつの間にか、かなり草食動物に近づいている。
以前は相当肉食動物だった気がするのだが。

ところで先ほど、以前に一緒にアパート探しをした知り合いのお子さんが、
無事上京したという電話をくれた。
一人暮らしでも、簡単に野菜を食べる方法があったら、
是非とも教えて下さいませ。

写真の梅を見て思い出した。
梅仕事の季節がきた。

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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・メロンパン
・アールグレイティ

思い切り簡単な昼。
朝はもっとちゃんと食べた記憶。
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by sibamataumare | 2008-05-29 23:47 | 食べもの | Comments(2)

さっき、すこぶる美味な焼き肉屋へ、知り合いの方に連れて行ってもらった。
で、お裾分けは、何故かこの写真。
あんかけ焼きそば。

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この一品は、ちょと想像を絶する組み合わせの珍味である。
ソース焼きそばにカレー味のあんかけが、かけられているのだ。

これを賞味できるのは、その焼き肉屋じゃなくて、
船橋の海際にある船橋オートの立ち食い売店だ。
ここは競馬ならぬオートバイでスピードを競い合うオートレースの
日本発祥の地なのだそうだ。
昭和25年に、今は隣にある船橋競馬場内で開催され、
43年に現在地に専用オートレース場を新設した。

このブログには、たまに公営ギャンブル場が登場するが、
別に私たちはギャンブル好きではない。
私たちが東京湾岸の街を記録して歩いていると、
何故かボートレース場や競馬場、競輪場がひんぱんに目の前に現れるのだ。
私たちにとっては、未知の世界だけに、興味しんしんで取材に訪れるのであった。
すると、妙な名物料理に出会ったりする。

そうそう、それで何故焼き肉屋からオートに話が飛ぶのか。
そこのご主人が、こうした世界に滅法お詳しいらしく、
いろいろ貴重なお話を拝聴したので、
つい、あんかけ焼きそばを思い出したのであった。
味は・・・・・、確か思いがけず美味だった記憶がある。

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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・牛肉の本ワサビ載せ焼き
・レバー刺し
・生卵がけご飯干し納豆添え
・冷麺
・レバー・ハツなど、さっと焼いて塩味

などなど、次々に驚きの美味なるメニュー。
どこだかは教えない。
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by sibamataumare | 2008-05-28 23:59 | 食べもの | Comments(4)

担ぎ屋のおばさん、田植えのおばさん。
とにかくおばさんは元気に今日も働く。

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そういえば、5月9日付けの木造家屋写真の正体を明かすのを忘れていた。
世界になだたる大田区大森のことだから、これは町工場だ。
中を覗けば、ここにもおばさんが、せっせと仕事をしていた。
大田区は機械金属工業が多いのだが、彼女もご多分に漏れず、
「金属をメッキするときに、メッキをしたい部品を掛けるフック」を制作中だった。

ピン留め程の細さの金属棒を何十本も、
「けとばし」と呼ばれる年季ものの道具で、同じ形にカギ型にする。
「こういう細かい作業は、女の人が向いているわね」と、彼女はいう。

そうそう、この建物が何だったか、という話だ。
実はこれ、海苔を作る際の乾燥場だった小屋。
海苔作りをやめた漁師たちが、町工場を自ら始めたり、
工場を始める職人たちに貸したのだ。
詳しくは、今店頭に並んでいる「散歩の達人」7月号をご覧下され。

でもって、こういう都市の歴史の中での変遷を、「都市の文脈」というのだと、
今日お会いした「日経アーキテクチャー」誌の編集の方に教えてもらった。
(ちょっと違うかな? 誰か教えて下され)。
東京の中古民家をじっと眺めていると、
正にこれが読み取れてくるから面白いのだ。

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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・いさきの刺身
・キュウリとミョウガの浅漬け
・焼きナス
・ナメコと豆腐の味噌汁  など

夫の夕飯に間に合わなかった。ごめん。
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今日もしつこく野菜だ。
東京には、何十年も前から千葉県から「行商のおばさん」がやってくる。
40〜50kgもの野菜や米やもちや時には鶏肉や干物を背負って。

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大正時代の京成線開通当時から、農家の主婦は野菜を、
海岸部の主婦は海苔や魚介を背負って、近郊住宅地に売り歩いたのだとか。
終戦後、食糧難の東京に行けば何でも売れるというので、
沿線の農家の女たちはこぞってカゴを担ぎ、行商人はまたたく間に増えた。
昭和23年には、おばさんたちが2500人からなる組合も作っている。

昭和50年代になると、東京の食糧事情も安定して商店街が発達し、
おばさんたちは300人台に急速に減少。
数年前の取材時には、70人あまりで「70歳が若手」と高齢化している。

それでもおばさんたちは、朝5時起床
朝食を作って洗濯物を干してから、商売に出掛ける。
自家製野菜で足りない時は、近隣の農家から譲ってもらったり、
駅や車内でおばさん同士で都合を付ける。
餅屋や九十九里から来る魚屋から、客の注文に応じた仕入れもする。

朝9時ごろ、東京に到着。お得意さんの家を回ったり、
写真のようにお馴染みさんの家の軒下を借りて、店開きをしたり。

実は私の生家にも、おばさんが来てくれていたのだが、
今にして思うと、新鮮な旬の野菜や、時には干物やさばきたての鶏肉など、
都会に居ながらにして、良質な食材をいただけたのは、
生産者と消費者をつなぐ彼女たちのおかげなのだと、
感謝の念にしみじみするのだった。

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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・レンズ豆と豚挽肉のカレー
・野菜サラダ
・キャベツスープ

数日ぶりの夫特製夕食。美味。
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連日酪農だ、米作りだ、畑作だと、息巻いてはみたが、
所詮、都会住まいの戯言。
ならばせめて、どうやって野菜を買うかを考えてみた。

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最も生産者に近いのは、農家の無人売店や農作物直売所だ。
地方に出掛けたときは、ついつい立ち寄り、買い込んでしまう。
それから宅配や共同購入という手もある。

東京には昔から「担ぎ屋のおばさん」という農作物の行商人がいるし、
近頃は農家の方が軽トラックに作物を載せて、
街角の路上で野菜を広げていたりする。
ちょっとした朝市のようで、ついついまた買い込んでしまう。

ところで船橋の朝市に出店する農家のおじさんがいうには、
「農協の集荷と違って、形がゆがんでいても大きさが違っていても構わないから
あんまり神経質にならずに野菜が作れるんだ」。
それで割安ならば、私たちにはとても良い。

もっともちゃんとした市場の流通を経た八百屋も、案外やるのだ。
夫も私も大好きないつもの八百屋さんは、季節ごとの漬け物を作っているし、
今はワラビやうるい、ミズといった山菜も品数豊富だ。
そしていろんな野菜の食べ方や保存法を教えてもらう。

でもって、時折「野菜ジュースを飲んでいるから大丈夫」という声を聞くのだが
どうなんだろう。
以前某野菜ジュースメーカーに取材したところ、
「契約栽培の新鮮な野菜で作っています」と胸を張っていたが。

ネットで探してみたら、
「名古屋市消費生活センター」が、興味深い実験をしていた。
「1日に必要な分量の野菜が入っている」と書かれた野菜ジュースも、
「1日に必要な分量の栄養」が必ずしも入っているわけではないらしい。

厚生労働省・農林水産省が示す「栄養バランスガイド」によれば、
野菜料理の小鉢一皿を70gと換算すると、
1日に5皿(野菜炒めは2皿に換算)の野菜を食べるべきなのだという。

名古屋市消費生活センターでは、「野菜ジュースは小鉢1皿分程度と考えて、
結局食物繊維やビタミンなどを摂るために、もっと野菜を食べましょう」
と、締めくくっている。
やっぱり野菜を買いにゆかねば


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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・お茶漬け
・高菜漬け
・ワカメとしらすの酢の物
・ヨーグルト(知り合いの自家製マーマレード入り)

という1人分の昼ご飯。
偉そうなことを書いておいて、野菜少なめ!
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by sibamataumare | 2008-05-25 23:29 | 食べもの | Comments(4)

村を巡っている時、旅先でいろいろな食べものをご馳走になった。
中でも、山菜や野菜料理の数々には、随分驚かされた。

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水ブキの大豆和え キクの花とチョロギの和え物 芋がらとミミガーの煮物 
ハヤトウリの味噌漬け タラの芽とゴボウと人参とレンコンと筍の天ぷら、
カボチャとミョウガの煮物 木の芽の卵黄和えetc・・・・・。

ちらっと拙書「ニッポンの村へゆこう」をひもといたり、
記憶を辿ってみただけでも、
およそ、自分では材料を調達するどころか、
思いつくことすらなさそうな組み合わせの
野菜・山菜料理を食べてきた。

でもって、美味しい。
どこだったかの村で私が心から「美味しいですね」と、家の奥さんにいうと、
その家の息子たちは一様に、
「ほめないでくれ、お袋がまた大量に作っちまうから」と、げんなり声
どうやら旬の野菜は忙しい農作業の合間に、
タップリ大鍋で煮ておき、来る日も来る日も食卓に上るのだとか。

ある時、旅先で有機無農薬野菜を作る集落を、偶然訪れた。
農家のおじさんは長年「野菜が元気に育つ土作り」を手掛けるうちに、
土が愛おしくなってしまって踏めなくなり、
畑のあぜ道代わりに、半割にした長い竹を畑の周囲に敷いては、
その上を忍者のようにそっと歩くのだった。
おじさんにいわせれば、竹の下には、ミミズなどの生物が棲み付き、
それらが土を、柔らかく栄養豊かに耕してくれるのだという。

その畑の野菜がすこぶる美味だったので、
私たちは数年間、この集落からの野菜を届けてもらっていた。
すると、春先は葉野菜の山であり、夏場にはキュウリとナス責めにあい、
冬場には根菜が列をなした。

次々に届く野菜の山に四苦八苦しながらも、料理の工夫で迎え撃ち、
気が付けば我が家では、「旬の野菜を思う存分食べる」ことに慣れ、
スーパーの店頭に並ぶ季節はずれの野菜には、手が伸びなくなった。

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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・サラダうどん(キャベツとレタスと豚肉焼き載せ)

家族がササッと作ってくれて美味。
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by sibamataumare | 2008-05-24 23:28 | 食べもの | Comments(2)

私の田植え初体験は、10数年前の新潟の山村でのことだ。
泥の中に1歩2歩踏み入れたものの、3歩目の足が踏み出せなくなり、
その後3日間、熱を出して寝込んだ。

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その集落は険しい山々の隙間の谷沿いに、へばりつくようにして家々がある。
田んぼも棚田であり、大型機械は入らない。
なので村人は、近所の家々の田んぼを順番に回っては、
昔ながらの田植えをしていた。
こうした共同作業を「結」というのだと、村のおじさんが教えてくれた。
寒暖差が激しく、清涼な湧き水に育まれる山間部の米は、
手間はかかるが旨いのだという。

ところがこれが大変な作業だ。
まず水を張った泥が、あんなに動きにくいとは思わなかった。
それから中腰でずっと下を向く姿勢のきつさ。
最初は他の女衆と並んでいたはずが、
気が付けば私の前の数本分の幅を残して、皆は対岸にたどり着き、
さっさと折り返して、新たな筋に苗を差し込みながら、私とすれ違うのだった。

10時と3時のおやつは心から待ち遠しく、お裾分けの菓子パンに食らいついたが、
私の母親ほどの歳の村のおばさんたちは、
その間にも笑いながら、軽やかに草深い山へ消えてゆく。山菜採りだ。
これも瞬く間に姿を見失い、後を追おうとした私は呆然とした。

田植えの手伝いに来てもらった家は、皆に昼食を振る舞い、
その後、枕を渡して座敷でごろ寝の昼寝をする。
「昔は線香1本が燃え尽きるまでが休憩時間だったんです」と、
その家のおばさんが教えてくれた。

数年間通い詰めた村だったので、そこの米の旨さはよく知っているつもりだったが、
その陰の苦労は、この日まで実感することはできなかった。

これを書いていたら、村のお嫁さんが作ってくれるおにぎりが白く輝いていて
どんぶり飯のように大きかったことを、思い出した。

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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・タコライス

仕事で行った某大学の学食にて。洒落たメニューがあるもんだ。
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by sibamataumare | 2008-05-23 19:53 | 村へゆけ | Comments(8)

数日前、久しぶりに人参とアスパラガスのグラッセを作っていて、
鍋にバターを落としながら、妙にしみじみした。

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我が家は結構、乳製品好きで、
バターにチーズ、ヨーグルトなどを冷蔵庫に欠かさない。
なのに、バターだけは、ずっと品切れ。
でも久しぶりに近所のスーパーマーケットで、
瓶入り小岩井純良バターを買えた時は、嬉しかった。

これまでに旅先で、私たちは何人もの酪農家にお会いした。
福島県の繁殖農家兼民宿に泊まった晩に、仔牛が生まれ、
宿の娘さんが母牛の頭を撫でて、名付け親になった。
北海道の牧場に泊めていただき、早朝からの仕事に目を見張った。
長崎県の離島では、島民が牛を引き連れて、爪切りに集まっていた。
大分県の繁殖農家のお兄さんに人工授精の仕方を教わった。
秋田県の山村で、牛の群れに車が取り囲まれて立ち往生した。
北海道の放牧場のおじさんは、
ホルンスタインの柄を一頭ずつ絵に描いて、管理していた。

牛は大事に大事に育てられ、酪農家は丁寧に牛乳を搾り、出荷する。
だのに余ったといっては捨てられる。

バターが足りない原因は、元を正せば生乳が売れなくなったために、
酪農家が生産調整をしはじめたからだ。
4月の終わりに農林水産省が「もっとバターを!」と、酪農家に伝えたと、
記者会見で発表している。
何でも5月分として、家庭用200gパックを115万個の増産を図るとか。
でもチーズなどに比べて、酪農家の収入となる
バター用牛乳の引き取り価格は割安なのだという。

もうひとつの理由は、オーストラリアの干ばつなどが原因で、
バターの国際価格が高騰し、
普段は輸入ものを使う業務用に、国産バターが流れたことなど。
ほんのちょっとしたボタンの掛け違いで、食料はいきなり姿を消す。
「食料自給率4割以下」の現実がひしひしと迫り来る。

これが小麦や大豆だったら、「ないわね〜」じゃ済まないんだろうなあ。
パンにうどんに味噌醤油、日本人に絶対欠かせない農産物だ。

グラッセを食べながら、酪農家の姿が次々に浮かんでは消えた。
折しも拙ブログに、牛を飼う方から興味深いコメントをいただいたので、
今日はちょっと、バターの話。

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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・串カツ定食
・自家製フランスパンにバターたっぷり

・クリームあんみつ
・コーヒー

仕事先での外食は、昭和っぽい洋食屋にて。
パンも美味だが、バターが嬉しい。
あんみつは別の店で、これも手作りで美味。
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by sibamataumare | 2008-05-22 22:30 | 食べもの | Comments(4)