カテゴリ:漁師( 27 )

今日、水産庁へ行ってきた。
「おさかな進歩2016プラス〜新たな“きづく”を得る」という
シンポジウムだったのだ。
面白かった。

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ところで何故私が「お魚かたりべ」としてお声かけいただいたのか
未だによくわかっていないのだが、
20年来、写真家の夫と日本中の漁師さんや魚食文化を取材し続けたり、
東京湾などの漁師さん方に漁業体験をさせていただく講座を開いたりしているので、
それで良いらしい。

そもそも、日本で一番大きな職場、つまり海があるのに、
自給率が6割というのは何だが腑に落ちない。

漁師さんたちが夜も明けないうちから船を出して、命がけで魚を捕り、
それを水揚げして出荷する生産地市場、
運搬に関わる方たち、
そしてこれまた真夜中から激しく動き回る
築地市場をはじめ消費地市場の方々。
いろんな方々の苦労の末に、
私たちが美味しい魚をいただいている。
どれだけ幸せな事か。

そんな姿を記録させていただきたいので、
もっともっとおじゃまさせていただきます!
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by sibamataumare | 2016-02-03 00:54 | 漁師 | Comments(0)

ようやく散達の次の原稿が書き終わった。
中身は教えない。

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でもほっとした。反面、その世界が一段落してしまうのが淋しくもある。
いつものことだが。

小さい時から、読みかけの本が終わりに近づくと、
悲しくて先を読めなくなってしまったりしたが、
ロケハンに取材、そして執筆と、
その世界にどっぷりはまり込むのが本当に嬉しくてたまらない。
多分、心から大好きな仕事だ。

んなわけで、その前の、というか、
ただいま発売中の散歩の達人6月号は「鎌倉・江の島特集」
例の如く、漁師さんや漁協におじゃましまくり、
地魚を食べまくりの日々だった。
よかったらご笑読下さいませ。

もう何年も取材させていただいているのだが、
いつ行っても、新しい発見やおもしろいことだらけで、
また現地の皆さんに再会できるのが、これまた嬉しくて。

取材にご協力下さいました皆様、
どうもありがとうございました。
またぜひぜひ!



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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・アサリとナスの味噌汁
・ラムとキャベツとエリンギ炒め
・トマトとキュウリのサラダ
・イカ刺し
・ご飯

原稿書き終えて帰ってみれば、夫の手料理にほっ。
感謝。
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by sibamataumare | 2015-06-04 22:29 | 漁師 | Comments(0)

連休中、能登半島に行ってきた。
漁師町の祭り見物だ。
こりゃすごいわ。

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何に驚いたって、祭りそのものもだが、
完全に観光ではなく自分たちだけの祭りだという事実だ。

今でこそ大人も一緒だが、
そもそもこの祭り、かつては住民はほとんど漁師家庭という港町で、
男の子が中学生になると、俗にいう若衆宿に泊まり込んで
数ヶ月がかりで祭りの準備に明け暮れたとか。

そして町内毎に写真のような舟を出して、
港内や沿岸を練るのだ。
こうして少年たちは共同作業のしきたりや舟の操縦法、
海や神への畏れを叩き込まれるのだろう。

で、観光客はあんまりいない。
道中、立ち寄った金沢市の店で「能登半島の祭りに行く」というと、
同じ県民なのに、
同日に大々的に開催される別な町の祭りの間違いだろうと
わざわざ訂正して、道を教えてくれたほどだ。

それが何だか清々しい。

祭りが終わると、男たちは支度を始め、
長いイカ釣りの航海に出かける。

多分、賑やかだったあの港は静まり返る。





そうそう、この港で6月1日(日)に
「イカす会」が開催されます。
よかったら行ってみて下さい。
面白そうです。

お問い合わせ:能登小木港スマイルプロジェクト事務局
0768−74−0194


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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・船凍イカの茹でたのや煮たの。
・刺身各種
・赤飯などなど

滞在中、漁師さん等の家や差し入れの数々で魚介のご馳走三昧。
幸せで美味。
地元の皆さんに感謝。
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by sibamataumare | 2014-05-13 22:07 | 漁師 | Comments(0)

昨日、クリスマスパーティの会場で、例の如く魚の話をちょっとした。
すると後から、
「なぜ水産自給率50%は問題なのか?」
「もっと魚を食べることが、自給率と関係するのか?」という質問をいただいた。
そこで、自分なりに考えようと試みた。
昨日の中途半端な発表の補足にもなるか。

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まず水産自給率だが、農林水産省の統計を改めて見たら、
平成23年度の「魚介類(食用)の自給率」は、概算で58%となっていた。
それ以前の数年間は、60〜62%を推移している。

それから食料需給表の魚介類の国内生産量の内訳を見て、あれっと驚いた。
確かにピーク時の昭和50年代あたりは、1000万トン越え。
平成に入って18年度の506万トンまでが、下降カーブを描くのはわかるが、
昭和35年の580万トンからピークまでの上昇カーブを示しているのだ。
つまり日本の高度成長と共に生産量が増えて、不況と共に減っている。

実際、「水産庁の魚介類消費量のすう勢」を見ても、
昭和40年の日本人は、今より魚介を食べていないのだ。
確かに好み以前に、流通や冷蔵技術などの要素もあって、
全国津々浦々、新鮮魚介を入手することが難しい時代で、
そんなにいろんなものを、食べていたわけでもない。

いろいろな数値やグラフを見比べてみたが、
私の浅い知識では、上手に説明できそうにない。
なので、いずれ勉強しておきます。

論理的思考を抜きにして思うのは、「もったいないなあ」ということだ。
日本は島国であり、取り囲む海、すなわち排他的経済水域は
447万㎢で世界第6位。国土面積の約12倍もあるという。

ところがこの日本一の職場で、漁業を生業にしているのは
たったの17,8万人であり、そのうち5,4万人が65歳以上なのだ。
(平成23年度東北3県除く)
そして新規漁業就業者数は、わずかに1776人。
このまま10年経つと、どんなことになるのだろう。

彼らはものすごい知識と技術を持っている。
漁師さんが、漁業で生活が成り立つ日本であればいいなあ、と思うのだ。
それに魚介類は、私たちが日常口にできる数少ない天然物のひとつだ。
国内で地産地消ができれば、それに越したことはない。

もちろん、がんがん獲って食べてしまってもいけない。
世界三大漁場といえども、資源の枯渇も心配だ。

とか何とか、あまり答えになっておらんな。

そのうちまた。


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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・かぼちゃの煮物。
・タコと野菜サラダ。
・黒パン
・みかん

朝兼昼は昨日のパーティの残りをいただいて。

・カレーライス。

夫作の夕飯。
美味。
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by sibamataumare | 2012-12-16 18:51 | 漁師 | Comments(0)

昨日はおさかな会議だった。

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別に出世魚のブリがネクタイ締めてふんぞり返っているわけでもなく、
タイやヒラメも舞い踊らなかったが、
何だか面白かった。

いうまでもなく、会議をしたのは「お魚」ではなく人間だ。
全国から集合した「お魚かたりべ」と、魚に興味のある方々数十人だ。
ざっと見回すと、市場関係、流通関係、
水産関係の学者、体験学習関係者、漁師さんなど。
普段あまり接することのない業種の方々も多い。

どうやらこれは、それぞれが専門分野から、
「どうすれば魚好きが増えるか」を、考える会らしいということが、
おぼろげながらわかってきた。

そして「魚」をキーワードに集まった、実に多岐に渡る業界にとって、
「魚を食べる」とは、どういう意味なのか、
これまた実に多様であることに、ほんのり気がついた。
また、いずれご報告いたしまする。

で、大御所の方々の基調講演や自己紹介の数々もさることながら、
この方々がどれほどプロであるかを実感したのは、
会終了後の懇親会だった。

立食のテーブルに並んだ料理を、周囲の方々が口々に言い当てるのだ。
「このお刺身は国産?」
「いや、シメサバは違いますな。ほら柄が違うでしょ」
「水ダコは、北海道かもしれませんね」
「マグロはどうせ台湾かどこかでしょうな」

毎回、必ず同じ物を仕入れなければならないレストランにとっては、
安定供給される外国産も、やはり便利なのです。
と、魚種の講義から流通事情に話は広がり、
現在の日本魚事情など、興味深い話が次々に飛び出すのだ。

「お魚かたりべ」恐るべし。
彼らに「お魚かたっていただける」私は
何と幸せな場所にお呼ばれしたことか。と、しみじみとした夜だった。

私?
役に立つのかは不明。


蛇足ながら、農林水産省の建物なので会場のフロアには林野庁があって、
廊下の壁や扉は木製。
中を覗くと、机やついたても木製だった。
試しに片っ端から部屋を覗き歩くと、床がウッドタイルなどの部屋もあり、
いい匂いの階だった。



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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・オードブル各種
・焼きそば
・刺身盛り合わせ
・魚フライ
など

農林水産省地下レストランにて。
満腹。
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by sibamataumare | 2012-12-14 16:45 | 漁師 | Comments(0)

カメラマンの夫と、もうン十年も「人の生活」を記録して歩いてきた。
その中でも面白くてはまり込んでいるのが漁師さんだ。

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特に「東京湾の漁師さん」には、ここ十数年、
驚かされることや教えていただくことがたくさんある。
何より、大都会の目の前なのに大自然の呼吸に合わせて生活しているのがすごい。

そして私たちが日頃、何気なく口にしている食べものが、
どれだけの手間と苦労を経て来たのか。
その一端である現場を見るにつけ、思い知らされるのだ。


本日(12月3日)午後7時から放映の番組
「それをしりたい! ニッポンおもしろいネ」
「目からウロコの 東京湾さかな旅」
は、
そんな漁師さんや水産関係の方々に、
「東京湾の魅力」や「美味しさ」や「背景」を、たくさん語っていただきました。

もちろん限られた時間ですし、旅番組風ですが、
「東京湾を知っていただく」「東京湾のこの時の記録」として、
貴重な機会であると思い、お手伝いさせていただくことになりました。

タレントの金子貴俊さんとアナウンサーの木村郁美さんも番組中、
「東京湾について」とても素敵なコメントを下さり、
何だかとても嬉しくなりました。

ところで「初冬の東京湾の風物詩は絶対海苔でしょ!」
と、私の一存でほぼ強引に企画に盛り込んでいただいたものの、
「そんな早くできないよ。今年は海水温が高くて遅めなんだから」と、
いう海苔漁師の斉藤たかねさんが、
何と撮影前日までに急激に育ったからと、一番海苔を作って下さいました。
本当に感謝のひとことです。

ですのでちょっと宣伝。
この漁師の斉藤さんに海苔のことを教わる講座を開きます。
お天気が良ければ、上の写真や番組に出てくる海苔の養殖場に船で行き、
陸では昔ながらの海苔すきを体験します。
そして、番組中にもあった「漁師料理・テッポウ巻き」も皆で作って食べます。

よろしかったらどうぞおいで下さいませ。



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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・鍋
・奈良漬け
・餅

昆布を敷いた土鍋に白菜とネギと豆腐と水を入れれば、これで鍋料理。
ああ、簡単な昼ご飯。
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by sibamataumare | 2012-12-03 17:48 | 漁師 | Comments(2)

原稿の嵐が一段落したので、久しぶりに書く。

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先日、仕事で千葉県鴨川漁協の定置網漁船に乗せていただいた。
関東一の規模だそうで、すごい迫力だった。
もちろん、日本各地にはもっと大規模な定置網漁もあるとは思うが、
乗組員がとにかく若くて、活力に満ちているのだ。

「この船は魚の扱い方がとにかく丁寧なんです」と、
事情通も教えてくれた。
水揚げ後おいしそうなのを選んで、一尾ずつタグ付で地元の寿司屋に並んでいるらしいから、
鴨川にお立寄の折には是非。

私たちもお裾分けしていただいたのだが、
羽枕大のヒラメは絶品であった。
感謝!

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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・ヒラメ刺身 肝和え縁側付
・ヒラメの卵さっと煮

いただいたヒラメを夫が調理。
極上。
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by sibamataumare | 2012-03-26 01:04 | 漁師 | Comments(0)

さっき、定置網漁を見せてもらった。
ダイナミックだ。

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by sibamataumare | 2012-03-14 23:56 | 漁師 | Comments(0)

久々に書く。
先日、久しぶりに東京湾の漁師さん方にお会いした。
毎年恒例の水神祭だったのだ。

三々五々、それぞれの漁船や屋形船で集まって、
海上でお互いを縛り付けて、ひとかたまりの船団となる。
真ん中の船には、祭壇と神主さん
今年の豊漁と海上安全を御祈りして、
またそれぞれの船で、直会をする。

本当は、自分たちにも東日本大震災の折には、
津波や地震で少々被害を被ったが、
東北支援を申し出たりしたらしい。
海の仲間たちは、私たちの知らないところで、
いろんなつながりがあるのだと実感。

今年こそは、海の人たちにとって、良い年でありますように。

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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・スキヤキ
・巻き寿司
・刺身

船上の直会にて
ご馳走である。
有り難や。

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by sibamataumare | 2012-01-12 23:25 | 漁師 | Comments(0)

なかなか報告を書けないうちに、時間がたってしまった。
5月8日(日)のスライドトーク
「三陸と東京湾の漁師町〜大震災以前の姿から〜」

企画当初の想像より、はるかに情報が集まってしまい、
内容実だくさん過ぎて、
そのくせ、時間切れで取材や検証不足で、
まあ、そもそも私の講演はいつでもどうせこんなものらしいのだが、
どたばたと時間もオーバー。

ご参加くださった皆さま、2部で発表して下さった斉藤高根さま、
誠に失礼いたしました。
最後の質疑応答では、もっと皆さまのお知恵をうかがいたかったです。
重ね重ね、ご参加ありがとうございます。

でも、あれだけ喋りまくったくせに、
どうしても語りたかった、あとひと言があったので、書きます。
話が途中で、違う方向へ行ってしまったので。

風評被害の生産地の方々のために、応援買いもいいけれど、
大切なのは、その生産地が本当の放射能汚染にさらされた時、
「ああ、あそこは駄目」で、切り捨ててしまうのではなく、
生産者の方々が、東電だか国だかにしっかり補償を請求できて、
安心していさぎよく自粛できるよう、周りの私たちが応援すること。

そして再び清涼な水と空気と土に還った時、
その生産者の方々による生産物を、
私たちも喜んで食べさせていただくこと。

好きな生産地や生産者があるって、豊かな気分です。

多分、この続きは、まだまだ調べますので、
第2弾も開催するつもりです。
よろしかったら、どうぞおいで下さいませ。

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by sibamataumare | 2011-05-13 00:06 | 漁師 | Comments(0)