鯛の尾頭
近所のスーパーで、大きな鯛の尾頭付き塩焼きを見付け、
思わず買ってしまった。
長崎産の天然物だ。
先月、湘南の料理屋で、獲れたて鯛の塩焼きを食べた。
これはもう至福の美味であったのが、ふと甦ったのだ。
もちろん、同じ味は期待してはいけないのだろうが。
先月のも今日のも、実は「チダイ」だ。
関東では「ハナダイ」とも呼ばれ、美しい桜色。
調べてみれば、チダイは美しい紅色だから
「稚鯛」とでも書くのかと思っていたが、
エラの後ろが血がにじんだように赤いから
「血鯛」なんだとか。結構えぐい名前だ。
マダイとの違いは、尾びれに黒い筋がなくてきれいな紅色なことだと、
先日の漁師さんに教わった。
マダイのが高価らしいが、チダイだって美味だ。
ところで先ほど新聞に、
「輸入物の水産物からノロウィルスが多く発見される」
という記事があった。
そうそう、だから日本の魚を食べようよ、と、切に思う。
漁師さんたち、頑張ってるんだから。
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そんな訳で、この日の私が食べたのは、
・チダイの塩焼き
・スナップエンドウ茹でマヨネーズがけ
・キュウリの漬け物
・ご飯など
我が家で一番大きな皿いっぱいの塩焼き、かなりの食べであり、
しかも思ったより美味。
しかし鯛の骨の太さときたら・・・・・・。