良い原稿

ここ数日、例の如く近所の店をはしごしては
髪を振り乱して原稿を書きまくっていたが、
取りあえずさっき一段落した。踊りたくなる。

d0149411_1455875.jpg

良い原稿、などとお題を付けてしまったが、
担当の編集さん方はきっと
「締め切りに間に合う原稿のことです」と口を揃えるだろう。
ああ、はいそうです、ごめんなさい。

実は私にとっては、ひとつひとつが皆良い原稿で、
(上手という意味ではない あしからず)
取材させて下さった方々、その場の情景、風に光に空気に味わい
そんなのがぐるぐるに渦巻く世界にどっぷり浸り、
それをひとつひとつほぐしては編み直す作業に夢中になってしまう。
そして仕事が仕上がると思うと、何だか淋しくなってしまうのだ。

そういえば子どもの頃は、読んでいる本が終わりかけると泣きたくなった。
講座にしたって、たった数十名の受講者の方々のためといえども、
1回毎に数ヶ月がかりで仕込むので、
講座の後にはやっぱりしんみりしていたりする。

でもこうして一旦おじゃました場所や人や町は、
それからかばんにぎっちり詰め込まれた資料の数々や、
図書館でほとんど格闘技のように重い本をひもときまくる日々は、
私にとってはン十年積み重ねられてきた宝物になる。

ああ、何をしみじみしてるんだか。

さ、明日からまた次の仕事!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・ファミレスのモーニングサービス
・ドーナッツとコーヒー
・チキンカツ定食
・ミルクティーとフォッカチオ
などなど。

原稿が書き上がるまで家には帰れないのです。
[PR]

by sibamataumare | 2014-12-05 01:46 | ひとりごと