なぜ日本の魚を食べよといったのか

昨日、クリスマスパーティの会場で、例の如く魚の話をちょっとした。
すると後から、
「なぜ水産自給率50%は問題なのか?」
「もっと魚を食べることが、自給率と関係するのか?」という質問をいただいた。
そこで、自分なりに考えようと試みた。
昨日の中途半端な発表の補足にもなるか。

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まず水産自給率だが、農林水産省の統計を改めて見たら、
平成23年度の「魚介類(食用)の自給率」は、概算で58%となっていた。
それ以前の数年間は、60〜62%を推移している。

それから食料需給表の魚介類の国内生産量の内訳を見て、あれっと驚いた。
確かにピーク時の昭和50年代あたりは、1000万トン越え。
平成に入って18年度の506万トンまでが、下降カーブを描くのはわかるが、
昭和35年の580万トンからピークまでの上昇カーブを示しているのだ。
つまり日本の高度成長と共に生産量が増えて、不況と共に減っている。

実際、「水産庁の魚介類消費量のすう勢」を見ても、
昭和40年の日本人は、今より魚介を食べていないのだ。
確かに好み以前に、流通や冷蔵技術などの要素もあって、
全国津々浦々、新鮮魚介を入手することが難しい時代で、
そんなにいろんなものを、食べていたわけでもない。

いろいろな数値やグラフを見比べてみたが、
私の浅い知識では、上手に説明できそうにない。
なので、いずれ勉強しておきます。

論理的思考を抜きにして思うのは、「もったいないなあ」ということだ。
日本は島国であり、取り囲む海、すなわち排他的経済水域は
447万㎢で世界第6位。国土面積の約12倍もあるという。

ところがこの日本一の職場で、漁業を生業にしているのは
たったの17,8万人であり、そのうち5,4万人が65歳以上なのだ。
(平成23年度東北3県除く)
そして新規漁業就業者数は、わずかに1776人。
このまま10年経つと、どんなことになるのだろう。

彼らはものすごい知識と技術を持っている。
漁師さんが、漁業で生活が成り立つ日本であればいいなあ、と思うのだ。
それに魚介類は、私たちが日常口にできる数少ない天然物のひとつだ。
国内で地産地消ができれば、それに越したことはない。

もちろん、がんがん獲って食べてしまってもいけない。
世界三大漁場といえども、資源の枯渇も心配だ。

とか何とか、あまり答えになっておらんな。

そのうちまた。


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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・かぼちゃの煮物。
・タコと野菜サラダ。
・黒パン
・みかん

朝兼昼は昨日のパーティの残りをいただいて。

・カレーライス。

夫作の夕飯。
美味。
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by sibamataumare | 2012-12-16 18:51 | 漁師