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銭湯へ行った

昨日、一連の原稿書きが一段落したので、
近所の銭湯へ行った。心地よかった。

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友人達の間では「熱過ぎ!」と評判の浴槽だが、
私は皮が厚いのか、それほど苦でもない。
時間的なものもあるのかご時世なのか、浴室はかなりゆったりと使えた。

子どもの頃は、夕食後に行こうものなら、
カランは2〜3人で使うのが常識だった。
もう本当にイモ洗い状態という言葉がうってつけだ。

そんな中でも、毎回図太く友だちとおしゃべりしたり、
何が楽しいのか、体中を職人仕事のように磨き上げて、
2時間以上居座っていたことを、思い出した。

今でも家族や友人達は、
友だちとひと風呂、出先でちょいと立寄り、
この頃入ってないから行ってくるわと、
うちに遊びに来ては中抜けしたりと、
結構、銭湯が好きだ。

ごくたまにとんでもない所で出くわす友人も、
決まって「今日は、この街の銭湯に来たところです」という。

そうかと思えば、近所の銭湯に決まった時間に集合するおばさんたち。
内風呂があるのかどうかは知らないが、
喫茶店の常連よろしく、
「明日は雨だってよ」
「やだ、私病院なのに」
なんて、気心知れた会話を交わしている。
確かに、珈琲1杯の値段とそう変わらない。

定点型、流動型、ひとつの街で浮気型。
いろんな銭湯付き合いがあるようだ。

「家の仏壇に線香が灯っているだけで、緊張するだろ。
 銭湯はあのでかい火が一日中燃えてんだ。
 やっぱ、年取って続けるのはきついよ」と、
以前、味わい深い銭湯を辞めたばかりのご主人が言った。
確かに、ご苦労も数多いとはお察しするが、
末永く銭湯文化が続くことを、願ってやまない。

写真は地方の共同温泉浴場にて
また行きたくなる。

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そんな訳で、この日の私が食べたのは、

・豚肉の鍋

先日地方の産直売店で野菜を買った。
白菜、長ネギ、春菊、ニンジン、大根。
もう鍋しかないでしょ。

by sibamataumare | 2012-02-23 15:18 | 東京ぶらぶら