無事に東京です

あんまりブログを更新しなかったので、
何人かの方からお声かけ下さいました。
ご心配おかけしましたが、無事です。
ありがとうございます。

お察しの通り、地震前後は地方にいた。
でも北陸。全然知らなかった。

で、例の如く、漁師町での取材だった。
本当に偶然にこの日であり、
本当に偶然に東北ではなく、北陸だった。

今回の被災地の中には、過去にお伺いした漁港や町がいくつもあった。
あの景色、あの方々・・・・・。

地震直後に家族から「大丈夫?」という電話があったのだが、
何のことやらと、取材中でもあったので、早めに切ってしまった。
それから連絡取れず。

宿に帰ると「大丈夫ですか?」と、フロントの方。
「東京のお客様が連絡が取れないと慌てています」とか
「東京方面からのキャンセルが相次いでいる」との話に、
慌てて部屋でテレビを観て愕然。

JR東日本はすべて運休。
じゃあせめて新潟の知り合い宅に泊めてもらおうか、と思ったら、
そこが新たな震源地近くに。

一晩中テレビにかじりついていると、
「関東も強い地震」などと、ガセも飛び出し、
もう気が気じゃない。
それでも、あまりのスケールの大きさに、かえって実感がわかず、
何か映画でも観ているような気分だった。

ようやく後日、復旧しはじめた列車に乗り着いで、終電で帰宅できた。
途中「東京何も売ってない」と聞いたが、
もう列車内だったので、取りあえず駅弁を購入してこれは正解。

虫の予感で、重い荷物を抱えたまま店に立ち寄り、
トイレットペーパーを買って帰ったのも正解だった。

翌日は疲れたので、家でのんびりしていたら、
翌々日の店頭から、すごい勢いで商品が消えていた。

トイレットペーパー、ティッシュ、懐中電灯、電池、ラジオ、
カセットコンロ、パン、ラーメン、米、缶詰、レトルト、総菜、
その他諸々。

あぜんとした。

そしてあろうことか、計画停電に電車の間引き運転。
あの夜、遥かなる地で観たテレビの中身が、映画ではなく、
日本が半身麻痺に陥り始めていることをひしひしと実感し始めた。

でも、ほんのわずかでも東北の方々と分かち合えることを、
受け止めようとしみじみ思う。
あの原発だって、都会人が恩恵を享受しているのだから。

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by sibamataumare | 2011-03-14 21:17 | 日本中ぶらぶら