商店遺産
このところ、催し物続きで
取材や原稿書きがまた溜まってしまった。
なので、今日からまじめに仕事をする。
今日は、散歩の達人誌に連載中の「商店遺産」の取材にでかけた。
内容は、次号をご覧いただくとして、
昔ながらの商売を現代に活かす御主人たちは、
決まってその仕事や商品や店や地域を愛しているんだなあ、
という思いがひしひしと伝わってくる。
きちんと掃除の行き届いた店先、
専門知識の奥深さに、ため息しきりだ。
こうした店にはずっと長生きして欲しいと、心から願っている。
今月号は、上野の米屋さん。
店先に並んだ20数種類の米を、毎日自分たちで調合しては、
食卓に載せている。
炊き具合、水加減、味の善し悪し、匂いなど、ひとつひとつ自分たちで試しては、
寿司屋向けには、粘りのあるコシヒカリにあっさり目の米をブレンドしたり、
「このお米は水加減を多めに」などと、お客にアドバイスしたりするそうだ。
スーパーマーケットでは、決して味わえない、本当のご飯の旨味がありそうで、
今度絶対買いにいこうと、心に決めるのだった。
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そんな訳で、この日の私が食べたのは、
・おでん
・餅
昨日忙しいからとささっと仕込んだおでん、味がしみて美味。